高橋政博より

こんにちわ。みなさまに、お礼のご挨拶をと思っておりましたが、あっという間に2ヶ月もたってしまいました。本当にありがとうございました。

 

今回の耳なし芳一・・・あんな結末のお話だったんだとか、題名は知ってたけど初めて聞きました・・・そんなお言葉をいただきました。私にとっても不思議な物語でした。

 

何故、平家の亡霊たちは、都での雅な平家でなく、壇ノ浦で散ってゆく哀れな平家を芳一に語らせたのか? 何故、芳一は坊主頭だったのに耳に経文を書くのを忘れられてしまったのか? ひょっとしたら、小泉八雲が描いた平家物語だったのかもしれませんね。お時間のある方、もう一度読んでみてはどうでしょう。

 

話変わりまして、次回作は「古事記」だそうです。 今、雅さんと山口めぐさんとで上演作品を決めているところと聞きました。どうぞご期待くださいませ。

 

古事記では、天照大神が携えていたヤタノカガミ(鏡)、ヤサカニノマガタマ(勾玉)ヤマタノオロチの尾から出てきたと言うアマノムラクモノツルギ(剣)。これが三種の神器と言われ、代々天皇家に受け継がれています。

 

5月に行われた令和天皇の即位の儀式にもちゃんと出てきて、私たちもこの儀式を見届けているからまた凄いです! この三種の神器は、たとえ天皇自身でも中を見ることはできない~そう言われると見たい気持ちになりませんか(笑い)


それでも、三つの中で剣だけはレプリカなんです。・・・何故かと言うと、源平の戦い、平家が壇ノ浦で最後の戦いに敗れたおり、安徳天皇と共に剣は海に沈められたからです・・・今もなお恨みの剣は壇ノ浦の荒海の底に沈んでいるんです。 

文学や歴史を紐解いていくとなんかワクワクして来ませんか。。。

 

最後になりました、いつも親切に対応してくれる、香音里の皆様に感謝!

これからもどうぞよろしくお願い致します。