6月1日土曜日「くれないのねづvol4耳なし芳一のはなし」公演。
終演からはや10日あまり経ちましたが、まだ余韻が体と心に残っています。
振り返りつつ、徒然に書き連ねてみようと思います。
写真は、まだすべて揃ってないので一部分の掲載にて☆
朝は9時からメンバー集合。
お天気はカンカン照りでもないけど雨は降りそうにない、恵まれた日でしたね。♫
ゲネプロをほぼ100%本番同様に行うことになり、実質一日3ステージ公演か!ということに相成りました。
ゲネプロ前に、座席レイアウトも、かなりこだわって組みました。
今回は花道を作りたかったため…その分お客様席が狭くならぬように、皆様に少しでも快適に観て頂けるようにと。
なかなかの考えドコロでした。
それから、香音里の独特な「和」の空間で、衣装を纏い、今までのリハとは明らかに違う空気感のなか。
色々サジェスチョンをしてくださる方がいらしたため、本番さながらの緊張感を保ちつつゲネプロ。
客席目線から頂いたアドバイスが貴重でした♫
お昼は、毎年公演を支えてくださるミヨさんの素晴らしいお手製メニューが!
生姜の効いたお稲荷さん、色とりどりの野菜のマリネ、ウィンナーや卵焼き。
写真に撮りはぐったのを悔まれる、心尽くしのメニューでした。ごちそうさまでした♫
さて本番。
午後からはかなり暑くなって来ましたが、多くの方にご来場いただきました。
14時の会は当日思い立って来られたお客様もいらっしゃり文字通り「満員御礼」。
嬉しい限りでしたが、空調通風口が近く寒かったお客様、ごめんなさい。
では、ステージ内容振り返ってみます。
↓↓↓
オープニングミュージック
自称「くれないのねづのオープニングテーマ」。
和の音階とミックスし、敢えてジャズのサウンドも取り入れてみました。
一話目「葬られたる秘密」
女の幽霊は、何故、何度も現れるのか?
オカルトというよりは、切ない、儚い淡雪のような風味のストーリーです。
花模様の和服姿の雅MIYABIの、柔らかく静かなトーンに皆様聞き入ってくださいました。
決して派手なお話ではないのですが、表情豊かな語りがお客様を引き込んでいきます。
音楽は、雅MIYABI言うところの「切なさを醸し出すサウンド?」にしてみました。
幽霊の「お園」は、何にそんなにも心を残していたのか…。
ぜひ活字でも原作に触れてみていただきたいですね。
二話目「むじな」割とポピュラーなお話ですね。
ミュージック…この話では敢えてシンセサイザーを使ったファンキーでエレクトリックな雰囲気にしてみました。
山口めぐは洋装で登場。
一話目の、静的な雰囲気とは打って変わり、起伏に富んだストーリー展開。
山口めぐは、表情も声色も様々に生き生きと演じ分けます。お客様もリラックスして楽しんで下さいました。笑いが起こるシーンもいくつか。
よく知られた内容のお話ですが、「お前さんが見たのは〜」あたりのクダリはやはりちょっとドキドキしますね。♫
ラストは、シンセサイザーサウンドとのコラボレーション「むじなダンス」?
タップの要素も取り入れた、トリッキーな動きもありの渾身の?ダンス。如何でしたでしょうか?
さてさて、ここ迄が前半戦。
後半メインイベント「耳なし芳一の話」リポートは、しばしお待ちくだされませ。♫